







以下、パンフレットからの引用
六華苑(旧諸戸清六邸)は、山林王と呼ばれた桑名の実業家二代目諸戸清六の邸宅として大正2年に竣工しました。特にその洋館部分は、鹿鳴館なとを設計し「日本近代建築の父」と呼ばれた、ジョサイア・コンドルが手がけ、地方に唯一残る作品として注目されています。
揖斐・長良川を望む約18000㎡余の広大な敷地に、洋館と和館、蔵などの建造物群と「池泉回遊式」日本庭園で構成されたこの邸宅は、創建時の姿をほぼそのままにとどめている貴重な遺構です。
桑名市は平成3年に土地を取得し、建物は諸戸家からの寄贈を受け、整備工事の後、平成5年に六華苑という名称で一般公開しました。その建造物のうち、洋館および和館は平成9年に国の重要文化財に指定され、他に6棟が三重県有形文化財、離れ屋は桑名市の有形文化財に指定され、大切に保存されています。また、庭園は一部を除き、平成13年に国の名勝に指定されました。
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